行ってわかった、初めてひとりでフランスに行く人に伝えたい10のこと

こんにちは、トリプル・ダブリュー・ジャパン採用やったり広報やったり色々やる担当の山本です。日本だけでなく海外でも弊社プロダクトの排泄予測デバイス「DFree」の販売開始に向け、今年春にはフランスにて2週間のトライアルを大手介護施設で行いました。そこで、弊社最古参のDFreeマイスターこと草西がトライアルのサポートのために渡仏したのでその体験記を書いてもらいました!


社長「い゛け゛る〜!?(いける?)」

まさに晴天の霹靂とはこのことだ。
僕「勿論です。(棒読み)」

その時は突然訪れた。
1ヵ月後、フランス出張。

なんせ海外にひとりで行ったこと僕は、自分で航空券を手配したこともなく、完全に初体験だらけ。

振り返ってみると割とてんやわんやだったので、自分と同じように急遽フランスに行くことになった人(おるんかな?)の道標になれば。と、つらつらと書いていこうと思います。

~出国3日前~


特に心配もしていない自然状態の私に、周囲が逆にめちゃめちゃ心配していたが、事前にみんながくれる情報が「スリ」や「盗難」に関することばかりで急に不安になってくる。。。

他にも、

1.フランスは治安が悪い

2.クレジットカードが必須(ちなみに「クレジットカードは作るな」という親の助言を忠実に守っていた僕は、33歳の今の今までクレジットカードを一切作ったことがなかった)

3.海外へのお土産はヨックモックで間違いない
らしい。実際に施設の方には喜んでもらえた(そりゃそうか。)

などなど前向きな要素が一つもないアドバイスばかりが僕の周りに集まる。
すき家で晩飯を食べながら、「これが最後の日本食になったらどうしよう、、」なんて思い玉ひゅん。紅生姜が目に滲みる。。。

〜移動編〜


出発前日。諸々の引き継ぎを終え、会社のトランクに諸々を詰め込んだ。翌日7時の便の為前乗りすべく、帰宅してシャワーを浴びいざ、空港へ。

4.海外行きの最安航空券だからといって成田発着とは限らない
安い航空券=成田空港だと思い込み、終電で東京駅のバス停に向かったものの、よくよく見たらHNDと。。。深夜1:00の東京駅に放り出され、不安ばかりが募る。。

5.東京駅→羽田の早朝バスもある☆
諦めたら試合終了とは良く言ったもので、捨てる神あれば拾う神あり。3時50分の東京駅始発のバスで向かえば十分間に合うことがわかり一安心。しかもこのバス乗り場、雨風、寒さをしのぐことができる待合場所まである。ネ申

なんとかかんとか飛行機には無事に乗れ、中国でのトランジットでもなんやかんやあり(編集註:面白いけど全然フランスに到着しないので割愛)ようやくシャルルドゴール空港へ到着!!!
上空からの景色が北京と全く違って、畑の緑と茶色のコントラストがすごく美しく、主要都市から放射状に広がる街並も大変新鮮に映り、感激。フランス感が高まる。オーソレミーヨ!

~フランス編~


当社フランス支社長である浦部さん直々のお迎えを受け、いよいよ10日間お世話になるお家へ。(編集註:当社、基本的に海外出張はAirbnbで宿泊です)念願の部屋の鍵を手に入れると、謎の安堵感が津波の様に押し寄せ、急遽お腹が減ってくる。浦部さんに案内されながら近所の食料を調達できる場所へ向かう。(アパートメントのある通りの一筋向こうの通りには路面電車が走る広々とした道路があり、いくつかの店が立ち並ぶ。)ふとその角のパン屋が目に入った。

6.そうだフランスパンを食べよう
フランスを訪れた日本人がおそらく一番はじめに思うこと。きっとそう思うに違いない。そしてその時リフレインするフレーズは美輪明宏さんの「フランスパン工房®️」

7.フランスパンが安い、そしてフランスに「フランスパン」は、、、無い!!!
フランスでの初めての買い物。教えられた通り笑顔で「ボンソワ」をかましながらパン屋に入ると実に様々なフランスパンが!しかもどれも1ユーロ前後!どれがどう違うのか気になったが、まじまじ見ていると素人感丸出しなので横目でチラ見しながら、自分の番になったので再度「ボンソワ」をかましながら、もっとも安いフランスパン(0.8ユーロ)を指差し20ユーロ札を差し出す。今考えると完全に素人感丸出しだなと思う。マダムに何か尋ねられるも反射的に思わず「yeah!」と答えてしまい苦い顔をされる。どうやら返答を間違えた様だ。非常にバツが悪い。店員さんに無言で釣り銭とパンを差し出され、僕は虫の鳴くように「メクシーボゥクゥ・・・」と呟き、僕の初めてのおつかいは終了した。

店から出ると、浦部さんが「フランスパン」は現地では「バケット」と呼び、「フランスパン」というパンは存在しないことを教えてくれた。これは目から鱗の情報だ。

一体誰だ?!「バケット」のことを「フランスパン」なんて言い出した奴は!!

ここまで日本に「フランスパン」のネーミングを広げるなんて、、、!!逆に、畏敬の念すら抱く。

初めてのお使いは完全に不完全燃焼に終わったため、隣のコンビニ?の様なお店へリベンジ。店先には真っ黒に完熟(?)したバナナや、農家直送っぽい野菜類が並び、店内には飲み物やタバコが並べられている。こちらでも色々物色したかったが、番頭?の中東系お兄さんに気になったためそそくさと翌日の食事としてオレンジジュースと生卵、パックのカットベーコンをレジに持っていき、事前に確認した通りお金を渡し事なきを得る。買い物一つでワキ汗が半端じゃない。

買い物一つでワキ汗ダクダクになる国=フランス。

しかしちょっとこれはよくない。部屋に帰ったら買い物で使うフランス語を学ばなければ。と心に決めて店外へ。と浦部さんが待ち構える。堪りかねて先ほど買ったフランスパンを一口かじる僕へ、浦部さんから「ようこそフランスへ!」と改めて。コンビニ袋を片手に紙袋のフランスパンをかじる私は、もう立派なパリジャンだったのだ。なんてこった!パンナコッタ!!


(今見るとなんちゅう間抜けな顔だろうか。靴にゴミついてるし。)

8.フランスパンを小脇に抱え 我慢できずに齧ってみれば その時あなたは既にパリジャン(語呂がいいので是非声に出して詠んで見てください)

浦部さんにパリジャンの証拠写真をとってもらいすっかり気を良くした僕は、1人アパートメントに帰り、部屋で残りフランスパンをオレンジジュースで流しこみ、もうひとしきり悦に浸った後、お風呂に入ることに。風呂に入ったら眠たくなってきた。移動中はきちんと眠れなかったのでここでしっかり寝て時差ボケを直す作戦に出ることに。長い1日もこれで終了。明日から本格的に始まるフランス生活にわくドキしながら夢の中へ。。

・・・朝か、、と思い時計をみると、まだ時計の短針は3を指している。なんと・・・全然眠れていない。体を休めるために眠ろうとするも日本は現地時間朝10時。すでに日本ではみんなが始業しているようで社内チャットの通知で携帯が鳴り止まない。。。気になって目を通していると徐々に目が覚めて、いよいよ眠ることができない。初の時差ボケを体験。。こりゃきつぃ。。。教訓。

9.フランスについたら寝る前には必ず社内メールをサイレントにすべし!!

~施設編~


さて。いよいよ施設に向かいます。(編集註:Airbnbの家主のおばちゃんとの異種格闘技や電車乗れない問題など色々ありましたがやはり全然仕事の話にならないので割愛)期待と不安に胸がドキドキです。時間になったところでヨーロッパ支社長の浦部さんが向こうからいつものニコニコ顔でやってきます。なんという安心感でしょうか。
施設に入る時は、日本の施設と同じくインターホンを押します。
私たちの会社の名前はトリプルダブリュー。フランス語で訳すとトゥヒプフドゥブルベ。贔屓目にみてもめちゃめちゃいいにくい。。。スペイン帰りの浦部さんも一発で伝わったことが無いようだw

いよいよ人生初のフランスの介護施設!
中に入ると、、、『なんと明るいことでしょう☆』劇的ビフォーアフターのバックミュージックが聞こえてくるようです。白を基調にした過ごしやすそうなリビングのような空間が眼前に広がります。利用者さんや職員さんはカフェスペースやソファでくつろぎながらコーヒーを飲んだり談笑したり、オシャレなドンジャラ?のようなゲームをしたり、うとうとしたり。。そんなゆったりとした時間が流れています。

なんというか「作り物感」や「あざとい」感じがありません。表現は稚拙ですが、みなさんすごく自然体でなんだが本当にすごくいい感じなんです!!

10.フランスの施設は自然!!
ここの施設はかなりハイクラスの施設で、「どんなところだろう」とあれこれ想像してきましたが、いい意味で裏切られました。もしかすると日常生活の延長戦上にあるような調度品や雰囲気の方が、利用者さんも過ごしやすいのかもしれませんね。目から鱗、早速一つ目の学びです。

僕がキョロキョロしている間に、流石の浦部先生。難なくコミュニケーションをとり、施設長と打ち合わせがいつの間にか終了。。しゅ、、しゅんごい。

あとは機器のセッティングと現地での動作確認、現場の介護主任、メンバーへスケジュールの確認と使い方をレクチャーして終了です。早速施設のネットワーク担当の方現れ、テキパキ案内をしてくれます。

各フロアを回る中で気づいたこと。
(1)利用者さんが自由
(2)職員さんと利用者さんに笑顔が溢れている
(3)自然光が入る上に窓が多いのでとても明るい
(4)排泄系の匂いが少ない
(5)各フロアにコンセプトや、テーマカラーがあってオシャレ。アクセントが小気味良い。

日本にもこういう施設がさらに増えるといいなと本当に思いました。

そうこうしているうちにセッティングが完了。
利用者さんのお部屋にもいくつかお邪魔しました。お部屋の雰囲気は特に日本のものと変わりませんが、やはり「自然」で「明るい」印象です。

コミュニケーションで言えば、ほぼ寝たきりのおばあさんでも、「ボンジュール」と「オゥヴォワー」を言うと(言葉はなくとも表情や目の動きで)大抵笑顔で返してくれます。街中でもご近所様でもそこかしこに溢れる挨拶なので、体が覚えているのでしょうか?

全く関係ないですが、僕の名前は「くさにし さかえ」と言います。フランス語では「サカイ」=「さむい」という意味だそうで、自己紹介では震えながら「サカイー(さむい〜)」と言うと、すぐに覚えてもらえます。「あなたはサムイ男なんだね!はっはっは!」というのが大体の流れなのですが、関西出身の僕としては毎回スベっているようで非常につらかったです。

機器は問題なく動きそうで一安心。あとは介護主任と主要メンバーとの打ち合わせです。
メインメンバーと主任室に集合し、製品の説明をします。主要メンバーは説明の途中から気になるところをどんどん質問してきて、説明を終えた時には「ダーコ(もう大丈夫!)」と言って、理解を示してくれました。このあたりは日本とは全然コミュニケーションの仕方が違って面白いところでした。

予想外だったのが、利用者さんへの説明です。一部屋に利用者さんが全員集められ「これでみんなのおしっこの溜まり具合がわかるんだよ!」と説明、日本だと「シモ」の話はセンシティブなので、個々に話すことが多い上に、あまり露骨な表現はしませんが、ここはフランス。全てにおいて正直に話します。利用者さんたちも「なぜだ!」「どうしてだ?」と質問の応酬です。どういうコミュニケーションを取れば納得して使ってもらえるのか。日本とフランスでのコミュニケーションの方法の違いを感じながら、無事説明も終了。この日施設で実施することは終了です。


右が僕です。左はフランス支社で働いている女性スタッフです。彼女は英語もフランス語もペラペラなのでフランス語で説明してくれています!

と、いよいよこれから施設編の本番というところですが、ここから先は非常にセンシティブな内容なためフランス滞在記はここらで一旦終了です。

いや〜めちゃめちゃ楽しかったし、勉強になりました。自分の世界が広がりました。
いつの日かまた別の国のあるある言いたいなぁ。。あるある言いたい。。

最後にフランスの介護施設に感じたことを書いて結びとします。

・コミュニケーションが非常にフランク(全ての人が全員同じ目線で話している)
・生活自体に選択の幅が広い(過ごし方、食事、全て)
・毎日ランチはフルコース。赤白ロゼワイン、チーズやフルーツを選り取りみどりで選択可能
 (そりゃ楽しいわ。朝は自室でシンプルな朝食)
・食堂=レストランであり、非日常、愉しみの一つ(おしゃれしてくる人も!)
・居室は自宅
・お風呂は毎日起床時に。
・トイレとお風呂が一緒なので動きに一切無駄がない
・利用者さんも職員さんもみんな元気で楽しそう
・職員のみなさん勤勉でコミュ力高め
・指先の器用さは日本人はやはりすごい(逆に非常に不器用な人を想定した開発が必要)

フランスでの学びをどんどん日本でもヨコ展開して、日本・海外関係なく「DFreeこそ介護のグローバルスタンダード」にしていければいいな、と思います。

そして、そんな介護のグローバルスタンダードを一緒に作ってくれる仲間をいつでも待っています!!!

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